古着販売を始める方へ

古着販売にかかる送料と節約術|やさしく分かる完全ガイド

こんにちは大阪で古着の仕入れができるorucan373です。

 

本日は、物販において切ってもきれない送料に関して記事にしてみたいと思います。

 

古着をネットで販売するとき、「思ったより利益が残らない…」という悩みの大半は『送料設計』にあります。

 

この記事では、むずかしい専門用語を避けながら、サイズの考え方・梱包のコツ・発送方法の選び方・説明文テンプレまで、やさしく丁寧にまとめてみました。

 

今日からすぐに使えるチェックリストも用意していますので、古着販売をされている方は参考にしてみて下さい!

送料の“しくみ”をつかむ

わかりやすく言うと、送料はつぎの5つの要素で決まります。ここをどれだけシビアにできるかで大幅に無駄が減ります。

 

  1. サイズ(三辺合計 / 厚み / 重さ)
  2. 配送距離(近・中・遠)
  3. スピード(通常 / 速達級)
  4. オプション(追跡・補償・匿名)
  5. 持込/集荷(割引が入ることも)

 

送料で儲けるためのポイント(考え方)

 

古着は「厚み3cmの壁」と「三辺60/80cmの境目」を越えると一気に高くなりがちなので、いかに厚み3cm以内に収められるかが、非常に重要になってきます!

 

利益 = 売価 − 送料 − 梱包資材費 − 販売手数料

 

売価は「相場+状態+写真の見映え」で上下します

送料はサイズ次第。厚み3cm以内なら原則安価になります

 

資材費は一つあたりの金額は小さいけれど、積み重なるとまぁまぁやばい

(1件あたり数十円でも月に数百円~数千円)

 

手数料はプラットフォームにより異なるので、パーセンテージを先に入れて逆算しましょう。(5%〜10%)

 

目安:最低でも送料+資材+手数料を合計して、売価の20~35%を想定。ここを下回ると利益が薄くなりがちです。

 

送料を小さくする“サイズ最適化”のコツ

 

『畳み方の黄金パターン』

1. 前身頃を内側に折り、肩幅を基準に左右を合わせる
2. 袖を胴体に沿わせる(重なりは最小限)
3. 裾を三つ折り→上からやさしく空気を抜く
4. OPP袋に入れて形を固定→封筒・専用箱へ

 

ふわっと入れるより、面を作ってから空気を抜くイメージ。生地を傷めない程度に“やさしく圧縮”がポイントです。

こちらの記事も参考にしてみてください〜

▶️メルカリ推奨圧縮シーラー

梱包資材を“シンプル3点”に絞る

  • OPP袋(透明・清潔感アップ、雨濡れ対策)
  • 厚紙ボード(折れ・型崩れ防止、厚み調整)
  • 外装:クラフト封筒 or 薄型箱(投函サイズ狙い)

これだけで十分きれい、かつ薄く仕上がります。

 

テープに髪の毛が付いてたり埃がついていたりするとあまり良い印象にならないので、テープは最小限、見た目の清潔感が大事なので梱包も丁寧さを心がけてください〜

発送方法のえらび方|フローチャートで迷子防止

  • 厚み3cm以内&重さ軽め → 投函型(追跡ありを推奨)
  • 3cm超 or 重さあり → 小~中型便(60/80サイズ目安)
  • 高額・一点もの → 補償付きを最優先
  • 匿名希望が多いプラットフォーム → 匿名配送を基本に

迷ったら「追跡の有無」と「補償の必要性」を先に決めると選択肢が絞れます。

そもそも古着販売の場合、嵩張る商品を除いては 3cm以内に収まるものも多いと思いますので、できるだけその辺りを攻めてみましょう 笑

 

まとめ買い&同梱で送料を“割る”

2点目以降は同梱割を提案する!

 

出品ページの下部に同梱で◯◯円お値引きを明記。

カテゴリ相性(Tシャツ+キャップ、スウェット+パンツなど)を意識したセット提案で客単価↑/送料↓

 

コーディネート売りなどで送料のコストダウンも売り上げUPも可能です。

説明文に入れると効く“送料安心ワード”

「追跡番号つきでお送りします」

「厚みを抑えた丁寧な梱包で、ポスト投函予定です」

「同梱で送料分お値引き可能です。お気軽にコメントください」

「匿名配送・水濡れ防止対策を実施します」

このような文章を追加することで購入前の不安が下がり、購入率アップに直結します。

 

商品ページなどに追加しておくとより良い訴求を与えれると思いますので、見よう見まねでやってみてください〜♪

よくある失敗と回避策

圧縮しすぎてシワだらけ

→ 軽圧縮+「到着後ハンガーに吊るすと整います」とフォロー文を同梱しておくといいかも

 

箱と中身のスキマでゴソゴソ動く

→ 薄紙やOPPのたたみ直しで固定。テープを増やすより収まりを優先。

厚みがオーバー

→ 封筒を薄型箱に変更 or サイズアップ。当日の再梱包を見越して時間に余裕を見て梱包を実施。

 

※梱包する袋を滑りの良いものに変えるなどでもポスト投函のしやすさが改善されるので、意外とおすすめかもです。

 

送料コミの価格設計:実践テンプレ

テンプレ①(Tシャツ 薄手トップスなど)

薄手のTシャツのため、投函型・追跡つきでお届けします。水濡れ防止+丁寧な梱包で発送いたします。

 

テンプレ②(パーカー/厚手の洋服)

「やや厚みがあるため、宅急便・小型便(追跡あり)で発送予定です。

同梱で送料分お値引き可能ですので、ぜひ他の出品もご覧ください。」

 

テンプレ③(高額・一点もの)

「補償つき・匿名配送でお届けします。梱包は折りジワを避けるため緩衝材を併用します。」

 

とにかく、どのような商品を発送するにしても、相手に一言文章を付け加えるだけでその印象はコロッと変わります。

 

丁寧に取引をすることでお客様も喜びますし、ご自身の売り上げにも今後大きく変わるものだと思いますので、商品発送も一つ一つ丁寧に心がけることがおすすめです。

 

このような文章をつけ加えるとさらに反応率がいいかもww

付録:コピペ用・同梱アナウンス

ほかの出品もご購入予定でしたら同梱で送料分お値引きいたします。コメント欄からお気軽にご相談ください。追跡つき・水濡れ防止でお送りします。

 

FAQ(よくある質問)

Q. 送料込みと着払い、どっちが売れやすい?

A. 多くの購入者は送料込みの総額で比較します。まずは送料込みでわかりやすく。高額・大型のみ着払いを検討 それ以外は送料込みがいいと思います(経験上)

 

Q. ポスト投函で大丈夫?

A. 追跡つきなら安心感は十分。高額品や厚手アウターは対面受取+補償を優先。宅急便を選択する。

 

Q. 圧縮しても大丈夫?

A. 生地によりけり。Tシャツ・スウェット=軽圧縮OK、ニット・ダウン=慎重に。説明にひとこと添えて納得感を出せば問題なし。

 

文章説明欄に圧縮してシワになります!との記載がある場合、クレームになることは一度もありませんでした。

ですので、そのような魔法の言葉を書き込むだけでもガンガン送料を下げれると思いますので、ぜひやってみて下さい♪

ちなみに私のメルカリ評価は5000件以上取引実績があります。

今回のまとめ

送料は“見えないコスト”ですが、畳み方・資材・言葉がけの3点を整えるだけで、びっくりするほど利益が守れます。

 

最初はうまくいかなくても大丈です。

 

よく扱うアイテムの“定番折り”を1つずつ作るところから始めてみてください。毎回の作業が軽くなり、購入者さんにもやさしい発送でお届けができ、きっとファンが増えるはずです!