こんにちは、大阪で古着卸会社をやりながら、就労支援施設の方に向けて古着販売をお勧めしているALLS COMPANY株式会社の前田です。
本日は就労支援継続a型・b型の方に向けて古着販売の魅力をさらに伝えていきたいと思っています。
というのも、最近、福祉界隈 特に就労支援継続a型 b型の方が古着販売に興味を持つ事業所が増え、問い合わせが増えているからです。
これらの事業所の皆さんは「作業所の工賃UP」を期待し、古着販売に興味を示しています。
何よりも古着販売と福祉事業はとても相性が良く、細かく分業化できるところが非常にメリットがあり、その辺りを噛み砕いてお伝えしたいと思いますので、事業所として古着販売を望む方は参考にしていただければと思います。
古着販売は事業所の「工賃向上」という切実な課題に対し、古着販売は単なる「流行り」ではなく、福祉事業における「必然の選択」とも言えるほど理にかなったビジネスモデルです。
この記事を読んでいるスタッフの皆様、そして利用者の皆様が、この事業に希望と確信を持って踏み出せるよう、そのメリットと戦略を紹介していきます。
古着販売は就労継続支援a型の希望の光!?
なぜ今、就労支援で「古着販売」なのか?
就労継続支援事業所における最大の使命の一つは、利用者の皆様への「工賃向上」です。
しかし、従来の受託作業(内職)では単価の限界があり、どれほど努力しても工賃が頭打ちになってしまうという現実に、多くの事業所が直面しています。
そこで注目されているのが、自社で価格決定権を持つ「自主事業」、その中でも「古着のEC(ネット)販売」です。
古着市場は今、サステナビリティ(持続可能性)への関心の高まりや、フリマアプリの普及により、右肩上がりで成長を続けています。
そして何より、古着販売のプロセスは、「多様な個性が集まる福祉事業所」にとって、驚くほど相性が良い仕組みを持っています。
第1章:圧倒的な「分業化」のメリット
古着販売が福祉事業に適している最大の理由は、その工程の「細分化しやすさ」にあります。
一つの商品を売るまでに必要な作業を切り分けることで、どのような特性を持つ方でも「自分の居場所(役割)」を見つけることができます。
検品・仕分け(「気づく力」を活かす)

入荷した古着に汚れや破れがないかを確認します。
一見単純な作業ですが、小さなほつれやボタンの緩みに気づく「丁寧な視点」が必要です。
集中力が高く、ルールに忠実な作業が得意な方に最適なポジションです。
メンテナンス(「手先の器用さ」を活かす)

古着の価値を高める最も重要な工程です。
- 毛玉取り 専用の機械で、見違えるほど綺麗にします
- アイロンがけ・スチーマー シワを伸ばし、清潔感を演出します
- 染み抜き 特殊な洗剤を使い、価値を蘇らせます
- クリーナで汚れを取り除きます
これらの作業は、成果が目に見えて分かるため、達成感を得やすいのが特徴です。
採寸・データ入力(「正確性」を活かす)

着丈、身幅、肩幅などのサイズを測り、メモします。
数字を扱うことが好きな方や、パソコン・タブレットの入力作業を学びたい方に適しています。
写真撮影(「感性」を活かす)
写真撮影は商品の第一印象を決める重要な仕事です。
明るい場所で、シワがないか確認し、スマートフォンのカメラで撮影します。
「どうすれば格好良く見えるか」を考えるクリエイティブな作業であり、写真が趣味の方には最高のステージとなります。
ライティング・出品(「言語化」を活かす)

商品の特徴を説明文にまとめ、メルカリやヤフオクなどのプラットフォームに掲載します。
文章を書くのが好きな方や、トレンドに敏感な方が活躍できます。
梱包・発送(「丁寧さ」を活かす)

売れた商品を丁寧に畳み、防水袋に入れ、心を込めて梱包します。最後に手書きのサンクスカードを添えるなど、お客様への「おもてなし」を形にする作業です。
第2章:ビジネスとしての強みと工賃への還元
なぜ古着販売が「工賃UP」に直結するのか?
それは、このビジネスが「付加価値」を売る商売だからです。
低コスト・高利益の構造
古着は、私たちのような卸業者から安価に仕入れることができます。
時には「ゴミ」として捨てられてしまうような服でも、プロの手(事業所の皆様の手)でメンテナンスされ、魅力的な写真とともにネットに並べば、数千円、時には数万円の価値に化けます。
この「仕入れ値と販売価格の差」が大きいため、経費を差し引いた後の利益を、しっかりと利用者の皆様の工賃として還元することが可能となります。
価格決定権を自分たちが持つ
多くの就労継続支援所a・bの受託作業は、発注元が決めた単価に従うしかありません。
→つまり、誰かに、何かに依存しなければなりません
しかし、古着販売は「自分たちで価格を決める」ことができます。
「この服はブランド価値があるから高めに設定しよう」「セット販売にして客単価を上げよう」といった戦略を立てる楽しみが生まれ、それが直接、自分たちの収入アップに繋がる喜びを体験できます。
第3章:働く喜びと「社会との繋がり」

古着販売がもたらすのは、お金(工賃)だけではありません。
ダイレクトな評価
ネット販売では、購入者から
- とても可愛くて綺麗な状態でした!
- 大切に着ます!!
- 安く譲っていただきありがとうございます
- めっちゃ嬉しいです
といった評価コメントが届きます。
自分の仕事が、見知らぬ誰かを笑顔にした。
その実感は、自己肯定感を大きく高めます。
特に弊社で取り扱っている古着は『かなり状態の良い古着』が多いので、さまざまなところで高評価をえています!!
1着100円以下で仕入れられるこちらのサイトの評価も確認してみてくださいね〜🎵
汎用的なスキルの習得
撮影、PC入力、梱包、在庫管理……。
古着販売を通じて身につくスキルは、一般就労を目指す際にも非常に強力な武器となります。
「メルカリでこれだけ売上を上げました」という実績は、就職活動における立派なアピールポイントになるなずです。
「チーム」で働く一体感
分業化されているからこそ、「私がアイロンをかけた服を、あの人が撮影し、売れた商品を別の誰かが発送する」というバトンパスが生まれます。
一人で抱え込むのではなく、チームで一つのショップを運営する一体感は、事業所内のコミュニケーションを活性化させます。
ミスが出ても分業化しているので一人のせいにはならず、みんなでサポートできる仕組みが古着販売にはうってつけです。
第4章:事業所として取り組む上でのポイント

就労継続支援所で成功させるための秘訣は、「プロ意識」を持つことです。
「福祉作業所が作ったものだから、多少の不備は許してほしい」という甘えを捨て、一人の事業者として、市場で選ばれる品質を目指します。
そのためには、スタッフの皆様が伴走し、「どうすればより高く売れるか?」「どうすれば効率化できるか?」を利用者の皆様と一緒に試行錯誤(PDCA)していく姿勢が大切です。
このプロセス自体が、最高のリハビリテーションであり、トレーニングになります。
共に成長する未来へ
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古着販売は、多様な個性がパズルのように組み合わさって完成するアートのような仕事です。
これまで「作業が遅い」と言われていた方が、実は「検品の神様」だったり、「人付き合いが苦手」な方が「写真撮影のスペシャリスト」になったりする。
そんな光景が、古着販売の現場では日常的に起こります。
工賃が上がることで生活が潤い、仕事を通じて自信がつく
「働くことが楽しい」と思える場所を作るために、古着販売という新しい一歩を、皆で踏み出してみませんか?
皆さんの丁寧な手仕事が、誰かのお気に入りの一着を生み出し、それが事業所の未来を明るく照らす原動力になると確信しています。
誰かに仕事をもらう立場の就労継続支援所は多いと思いますが、自分たちの事業所で古着販売を始めると『誰かに仕事を依頼する』ことが可能となり、誰かに依存することなく工賃を上げることが可能となります。
このことに気づいた事業所はもう始めています。
弊社ALLS COMPANYでは就労継続支援a型.b型に最も寄り添った古着卸販売を行なっております。
古着販売に関することはお気軽にご相談ください🎵























